AIに売上表や見積もりの計算を頼むと、もっともらしい数字が返ってきます。しかし、足し算の抜け、単位の取り違え、対象期間の混同などが含まれることがあります。
数字は見た目だけでは正しさを判断できません。元データ、計算式、別の方法、最終確認の4ステップで確かめましょう。
1.元データと単位をそろえる
AIに渡した数値が最新か、円・千円、税込・税抜、月次・年次が混ざっていないか確認します。表の列名と対象期間も明記します。
2.計算式を表示させる
答えだけでなく、使用した数値と計算式を1行ずつ示すよう依頼します。合計に含めた項目や除外した項目も確認します。
3.別の方法で再計算する
電卓や表計算ソフトで主要な値を再計算します。合計なら各行の合計と全体合計、割合なら分子・分母を確かめます。
4.差が出た場所を特定する
結果が違う場合は、元データ、端数処理、期間、税や手数料、空欄の扱いを順番に比較します。AIには「どちらが正しいか」ではなく「差が生じる条件を列挙して」と尋ねると整理しやすくなります。
確認用テンプレート
次の表を計算してください。使用した数値、計算式、単位、対象期間を明記し、検算方法も示してください。不足や曖昧な項目があれば計算前に質問してください。
重要な数字は人が確認する
AIは計算の補助や確認項目の整理には便利ですが、請求、給与、税務、契約などの最終判断は元資料と公式ルールを確認し、必要に応じて担当者や専門家に相談してください。

