AIに複数の商品やサービスを比較してもらったのに、ある候補は月額料金、別の候補は機能数というように、条件がそろわず判断しにくかったことはありませんか。
比較表は、情報を並べる前の準備で使いやすさが決まります。今回は、一般の利用者や個人事業主、小さな会社の担当者が、AIを使って見比べやすい比較表を作る4ステップを紹介します。
ステップ1:先に「何を決める表か」を一文で書く
最初に、比較の目的を一文にします。例えば「5人の会社で使うオンライン会議ツールを選ぶ」「毎月の請求書作成に使うサービスを選ぶ」のように、利用者と用途まで書きます。
目的が曖昧なままでは、AIは一般的な特徴を広く並べがちです。決めたいことを明確にすると、必要な比較項目を絞りやすくなります。
ステップ2:比較項目と優先順位を決める
次に、候補ごとに必ず確認する項目を決めます。料金、利用人数、必要な機能、サポート方法、データの出力可否など、判断に必要な項目を5つ前後に絞ると見やすくなります。
「必須」「できれば欲しい」「なくてもよい」の3段階で優先順位を付けるのも有効です。料金だけが安くても、必須機能がなければ候補から外す、といった判断がしやすくなります。
ステップ3:AIへ表の形式と不明時のルールを指定する
AIには、候補名を行、比較項目を列にした表を作るよう指定します。あわせて、「確認できない項目は推測せず『要確認』と書く」「料金は月額・税込または税別をそろえる」など、不明な場合のルールも伝えます。
3つのサービスを、月額料金・利用人数・必要機能・サポート方法・データ出力の5項目で比較してください。確認できない内容は推測せず「要確認」と記載し、最後に必須条件を満たす候補を示してください。
サービスの公式ページや社内資料を渡せる場合は、比較に使う情報をそろえてから依頼します。情報の取得日も残しておくと、後から見直しやすくなります。
ステップ4:元の情報と照らして人が確認する
AIが作った表は、そのまま意思決定に使わず、公式ページや契約資料と照らします。料金プラン、利用上限、無料期間、解約条件などは変更されることがあるため、申込み前に最新情報を確認してください。
確認済みのセルには「確認日」と「情報元」を残します。要確認の項目だけ担当者に問い合わせれば、すべてを最初から調べ直す必要がありません。
比較表を使える状態にするチェックリスト
- 何を決めるための比較か、一文で説明できる
- すべての候補で同じ項目を比較している
- 不明な情報をAIが推測していない
- 料金の単位や税込・税別がそろっている
- 重要な情報に確認日と情報元がある
AIの比較表は、答えを決めてもらうためではなく、判断材料を同じ形にそろえるために使うと便利です。目的、項目、形式、確認の順番を決めてから作成してください。
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